ＮＨＫの生放送が無事に終了 2015/12/4

今日の「いちおしＮＥＷＳとっとり」にとりねつの航空機産業への関わりについて取り上げて頂きました。

  11月中旬にＮＨＫの比田アナウンサーから県内の航空機産業について取材したいとの申入れがあり実現したものとなります。

打合せの段階で問題となったのは「どうしたら熱処理を視聴者に分かってもらえるか」です。

熱処理による強度アップを番線の浸炭をしたものとしないもので比較する案や、熱処理の原点として、ガスバーナーでナットを赤く熱して焼入れをする案など、有効な方法を模索しました。

当日、本番の４時間前には中継車と７人のクルーがやって来られました。

セッティングを完了し、２回のリハーサルを経ていよいよ本番です。

採用されたガスバーナーの映像終了後には「音を立てないでください」と言われていたのに、Ｏ課長がナットを鉄の台車の上に落下させ、見事にマイクに拾ってもらうというハプニングもありました。

撮影終了後に、本人もなぜ落としたか判らないと照れ笑いをしていましたが緊張していたのかもしれません。

 航空機産業には直接関係はないですが、とりねつの多能工化も紹介して頂きました。

その中で「私ができるのは」というフリップに“受付”があったことを、スタジオの田村アナウンサーが軽くツッコんでくれました。

指摘されてみて気が付きましたが、本来は“受入れ検査”であり、“受付”はとりねつ内部でのみ通じる言葉と認識を改めました。

以上のような生放送は、比田アナウンサーが事前に流れを組立てておられ、予定の７分間で無事に終了し、さすがプロと感じました。

今回の経験は、短い時間で物事を伝えること、それに至るまでの舞台裏など、良い勉強となりました。

最後にＮＨＫのスタッフの方と一緒に記念撮影をしてとりねつの歴史に１ページを付け加えました。

関係者の皆様に感謝を申し上げます。