日本熱処理技術協会中部支部が主催する“熱処理コンテスト”や“ねつ・が~る”のご縁で、本日はアイシンで同協会前中部支部長の大林様がご案内されて、元アイコクアルファの寺岡様、兼松の乾様、旭千代田工業で“ねつ・が~るNo.10”の水川様がとりねつにご来訪いただきました。
最初に馬田専務がとりねつ紹介のプレゼンとして本日、米子工業高校の地元企業説明会が悪天候により急遽、臨時休校で中止となり、そのパワーポイントを本日のゲスト披露させていただきました。質疑応答ののちに生田工場長が工場を案内し、とりねつの管理方法を併せて視察していただきました。
“ねつ・が~る”の交流や“熱処理コンテスト”の情報交換に続いて、大林様に先ず「ものづくりの曼荼羅」を解説していただきました。ものづくりの本質に辿り着くには、'好奇心'や'感心'から始まるものづくりへの'夢'や'あこがれ'や'感動'や'驚き'という入り口を介して、会社や先輩の支援を受けながら学び続けることにより、失敗の先にある'喜び''意欲''情熱'を得ることを知って成長していく過程をご説明いただきました。
更に量産部品に対する水焼入れの技術の確立について、材料の特質や熱処理の変態を知り尽くした大林様のロジックを解説していただきました。ご講演に対する質疑応答や企業同士の交流の素晴らしさや熱処理に従事している者同士の絆を語り合って、その意義深さを再認識できました。
大林様はこの3月に永年勤められたアイシン(AW)を退職されるとのことですが、とりねつとは“熱処理コンテスト”のご縁で特に親しくしていただいたことに感謝を申し上げます。今後も健康に留意されまして、とりねつをご指導、ご鞭撻いただければ幸いであります。また、ご一緒にご来場いただきました皆様には、今後の長いお付合いをお願い申し上げる次第です。