米子高専の1年5組の学生たちが大庭先生、内田先生の引率で、大型バスに乗ってとりねつの企業視察に来てくれました。
最初に研修室で馬田専務が、とりねつの会社概要、金属熱処理とはどんな仕事か、とりねつで処理をした学生たちが知っていそうな部品ついての説明をしました。
続いて、工場見学を馬田専務班、生田工場長班、吉岡課長班、福江係長班に分かれて案内をしました。折しも大型の真空炉の定期点検・修理中で加熱室が引き出されていて、炉内の構造や取り出したヒーターなども見ることができました。
再び研修室に戻って、質疑応答の時間には、学生や先生からは以下のような質問や意見が出ました。
「設備の色がブルーなのはなぜですか?」
「設備の値段はいくらですか?」
「品質検査は全数検査ですか?、抜き取り検査ですか? 抜き取り検査の時は全数が規格に入っていることをどの様に証明するのですか?」
「とりねつの女性の割合はどれくらいですか?」
「毎月、電気代〇百万円、ガス代が〇百万円かかりますが、これらのエネルギー費より高い経費は何だと思いますか?」の質問に直ぐに「人件費!」と答えた学生がいました。
この後全員集合の写真を撮って、バスに乗り込んでとりねつを後にしました。礼儀正しく元気に挨拶をしてくれた学生たちでした。皆さんが将来、どのような会社に就職するか、皆さんの夢がかなうことをお祈りしています。