米子高専では1年生では地元見学会、2年生では「地域学」校外研修旅行、3年生では工場見学旅行による県外企業見学、4年生以上でのインターンシップや進路研究セミナーなどのキャリア教育により、就業意識の醸成、地域産業及び企業を理解する機会を設けているとのことでした。
そして本日は2年生が「地域学」としてとりねつを訪れてくれました。最初に馬田専務からとりねつの紹介があり、オンリーワン、ナンバーワンの技術についても説明もありました。昨年の熱処理コンテストで優勝したことを紹介すると、全員から拍手をいただきました。
続いて、生田工場長、吉岡技術課長、金田製造課長を含む4班に分かれて、工場見学をしました。ほぼ全員がとりねつの存在すら知らなかった学生たちでしたが、興味を持って話に耳を傾け、見学をしてくれました。
質疑応答では
「高専からは何科の学生をとりねつは採用しますか」
「プラズマ窒化とガス窒化の違いについて教えて欲しいです」
「暑さ対策はどのようにしていますか}
「ハイレベルな技術はどのように研究していますか」
「AIを使っての研究はしていますか」
「サンドブラスト処理の研磨剤はジルコンと聞いたが、製品を研磨することで精度は維持できますか」
「学生時代をどう過ごすべきかのアドバイスが欲しいです」
などたくさんの質問や意見を頂き、それぞれに出来るだけ丁寧に回答さて頂きました。
とりねつを知らなかった学生たちにとりねつを知ってもらっただけでも、「地域学」の視察を受け入れた価値があったと思います。
これから米子高専で、或いは編入した大学で更に知識を高めることによって、日本のものづくりへの貢献してくれることと彼らの夢が叶えられることをとりねつは応援しています。