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トピックスとりねつの出来事

日本熱処理技術協会様、石井熱錬様、アイシン様がとりねつを視察&意見交換 2022/6/20

2022-熱処理

先般の熱処理コンテストが御縁となって、日本熱処理技術協会中部支部長大林様からとりねつを視察したいとのご依頼をいただき、本日この企画が実現いたしました。
実は昨夜、会食にて親睦を図っていまして、朝、お迎えしたときには何年来の友人をお迎えする気分でした。
同協会からは専務理事細谷様と大林様を、(株)石井熱錬の石井社長をお迎えし、(株)アイシンの長谷様、大山様にはオンラインで参加していただきました。とりねつからは馬田専務、生田工場長、吉岡技術課長、川上検査管理係長、福江技術営業係長、提嶋高周波窒化係長が出席いたしました。
ご来場者には先ず工場を見学していただき、とりねつマネジメントシステムの一部をご紹介しました。

2022-熱処理 2022-熱処理

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続いて「熱処理コンテスト優勝までの道のり」をリーダーの川上が発表し、大林様には「熱処理コンテストの結果概要」について解説していただきました。
次に中部支部特別企画である「ねつ・が~る」の概要をご説明いただき、この度とりねつの提嶋をご推薦頂いてHPに掲載されることが決定いたしました。是非楽しみにしていただきたいと思います。
アイシンの大山様には「2022年技術育英賞」を受賞された改善事例を発表していただきました。フレームカーテンの高さが炉内の酸素分圧に影響しその結果として浸炭ムラを生じさせるという事実を知り、連続浸炭炉特有の現象にその奥深さを知ることができました。
最後に、大林様が長年取り組まれてこられたマイルド浸炭開発までのエピソードを、自分のモチベーションとなった背景や良い先輩に恵まれたことにも言及されて話された内容をとても興味深く視聴させていただきました。

本日の視察の終わりにあたり、これからもお互いに長く交流していきましょうと約束をして、ご一行はとりねつをあとにされました。
細谷様、大林様、石井様、この度は遠路ご来場いただきありがとうございました。長谷様、大山様、今後ともよろしくお願いを申し上げます。