昨年の4月入社の新採用職員と永年とりねつに貢献されてきて退職された先輩たちの歓送迎会が、新型コロナウイルス感染症の拡大により4月、5月、11月、2月と流れ流れて最後に開催予定していた今年の5月も終息が期待できなかったため、止むなく延期ではなく中止することを決定しました。
馬田専務が挨拶の中で、昨年4月以降入社してもらった4人の職員の歓迎会を本日の新年度方針説明会の前に開催することになった経緯の説明がありました。
入社順にメンター・メンティー制度のメンターによる歓迎の言葉に続いてメンティーである新採用職員が挨拶をしました。
先ず、香川悠翔さんのメンター松本浩隆さんが歓迎の言葉を述べました。続いて、香川さんが昨年から温めていた仕事への気持ちをやっと伝えることができたとの挨拶でした。
続いて、7月入社の浜辺歩さんのメンターである水野さんが歓迎の言葉を述べられ、浜辺さんからも普段からお互いに同じ仕事をして休憩時間も仲良く過ごされるだけあって息の合った挨拶と掛け合いでした。
次に、9月入社の小松聖人さんのメンター大久佐さんがエールを送りました。小松さんからは前職の時からとりねつに縁があり、知識を活かして頑張りたいと語ってくれました。
最後に、根鈴友樹さんのメンターである福江さんから派遣社員時代にミスをしない人であることの紹介があり、根鈴さんからは声をかけられ、気が付いたら入社していたような話をしていただきました。
この1年でとりねつは60歳以上の3名の退職を含めて、世代交代の年ととなりましたが、新しい職員たちと一緒に新しいとりねつを創り上げていきたいと思います。
続いて恒例の新年度方針説明会です。
馬田専務からISOの労働安全衛生、環境、品質の目的・目標の達成結果と個別データの説明がありました。2021年度の目標は僅かに達成できなかったものもありましたが、殆どの目標は各部署で職員一丸となってサークル活動も利用して達成できました。
その中で1年間の改善提案でBEST提案賞に輝いた吉岡さんの提案に対して、森脇理事長から賞金が手渡された後、提案の内容について解説をしていただきました。
続いて、中期経営計画の最終年度にあたり、SWOT分析による社内外の環境変化の解説があり、とりねつが目指す姿を実現するための2022年度の目標を発表がありました。
その目標を具体的な数値にした2022年度の安全衛生目標を金田安全衛生室長が、環境目標を青木環境室長が、品質目標を吉岡品質保証室長がそれぞれ発表し、この目標達成のために部署別に割り当てられた数値目標を全職員が1年間かけて進めていくことになりました。
次に、過去5年を振り返った売上や利益の推移、10年前と昨年度との顧客の変化の解説や2021年度の熱処理別、地域別の売上データが解説されて、2022年度の売上と利益の目標の発表がありました。
最後に、森脇理事長が世界情勢や新型コロナウイルス感染による環境などの背景を前置きして、2021年度のとりねつの利益率は例年に比較して低かった感想を述べられ、2022年度は熱処理コンテスト優勝の実力をもって、高品質、短納期を牛丼チェーンになぞらえて「早くて美味い」熱処理を提供すれば新しい時代にも対応できると激励を頂きました。
2022年度も変わらずとりねつをご愛顧いただきますようお願いを申し上げます。