緊急時訓練 2021/3/27
2020年度の教育訓練の日程がすべて中止となってしまったので、最後のサークル発表会の午後の時間を活用して緊急時訓練を実施しました。
訓練の内容は予め、生田工場長が設定した「大地震発生時の訓練」と、青木課長が設定した「停電時の処置」に2班のメンバーがそれぞれの訓練に挑みました。
「大地震発生」には浸炭炉からの火災やけが人の発生を設定し、炎の担当、骨折及び心肺停止の担当やを手配してそれぞれの役を演じてもらいました。
限られた人員の中で誰が指示を出し、人員確認はマニュアル通りにできるか、消火器は持ち出せるか、心肺蘇生やけが人に対してAEDや救急キットを持って来て手当ができるかなど、訓練実施の確認担当者がメモを執ったり写真を撮ったりしました。
また、119番通報を受ける担当には「消防ですか?救急ですか?」など普通に通報したときの応対をしてもらいました。
訓練終了後は研修室に集合して訓練を振り返っての意見交換をしました。参加者のほとんどの人が発言するほど活発に意見がでて、ホワイトボードに記録を執りながら、現時点での課題を抽出することができました。
緊急時用に「災害発生対応作業手順書」や「災害発生・緊急事態及び対応班一覧」の改定に繋がる訓練ができました。
「停電時の処置」訓練では夜中23時に停電が発生し、2人1組で行動して浸炭炉の窒素置換、冷却水のバルブ、自家発電起動など必要な処置ができるかと、停電復旧後の対応作業までのアクションも確認しました。
設備課員が中心となって反省会を開催し、参加者にアンケートを執って終了となりました。
本日の訓練では実施しなければ分からないことの気付きもあり「災害発生対応作業手順書」を改定して、とりねつの「事業継続計画(BCP)の発動及び災害発生時の心得」との繋がりに齟齬がないように準備したいと思います。