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トピックスとりねつの出来事

2019年度社外研修会 2019/7/27

今年の社外研修会は、馬田専務と親交のある谷野会長が経営される株式会社ミヨシ産業様のプレカット事業部と、とりねつのお客様である株式会社ファデコ様を訪問させていただきました。

2019-社外研修

 午前中は、ミヨシ産業様を訪問しました。

ミヨシ産業様は昭和42年に米子市日野町で建具材料などを取扱う卸売りを中心として創業された会社です。その後、建具のみならず建材、瓦等と、住宅関連を中心に事業を拡大され、米子でも屈指の業績を誇る企業として発展されています。

本日は、淀江町小波にあるプレカット事業部を訪問させていただきました。木の香りのする部屋に案内され、先ず専務取締役の安達様から歓迎の挨拶がありました。

続いて、プレカット事業部長の高野様に、ミヨシ産業の創業から現在のプレカット事業部の起業と事業の展開、プレカット事業の必要性について詳しくご説明を頂きました。

大工職人の減少を見越した同事業の収益性の高いCAD/CAMによる自動化、ジャストインタイムなどのきめ細かいサービスについての説明とともに、実際の様子を工場見学でも確認することができました。

生産技術のみならず木材/木造建築の知識として、木材の水分含有率は200%に達していることやその最適化のコントロール、木造建築においては、奈良時代の工法が現在でも活かされ材料力学的に理に適った工法であったことなどもあり、とても興味深くご説明を聞くことができました。 

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 ミヨシ産業様を出るとハーベストインでバイキングの昼食となりました。

とりねつ専用の部屋を準備いただき種類の多いメニューを堪能しました。

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午後はファデコ様を訪問しました。

藤原社長の長男であられる専務から同社のご説明を頂きました。

創業は昭和27年と古く農機具を中心とした鍛治の技術により事業を起こされたということですが、現在の藤原社長が脱農業機械から日立金属との取引を開始され、現在ではCNC自動旋盤を120台を有し、特に難しいものにチャレンジをするという方針のもと他社の追随を許さない部品の量産化に成功されています。

量産化に関しての一例として、藤原社長から、約12年前にヨーロッパ車のトランスミッションメーカーの厳しい要求があり、とりねつと一緒になって二か月でクリアし試作品を納入できた実績が現在の事業発展に繋がったことを話され、これからもパートナーカンパニーとして信頼を寄せているとお言葉をいただきありがたく思いました。

工場見学では多数の自動旋盤が整列しているのは壮観で、とりねつに納入される部品を生産されていてました。我々の携わる部品がどのような工程で生産されているのかを見学できたのは貴重な体験で大変参考になりました。

また、大勢の検査員の方が不良を見落とすまいと丁寧にまた素早く検品をされていました。

質疑応答では社名の由来や安全管理、運送関係、また、ベトナム実習生のことなどについて丁寧に解説をしていただきました。

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 株式会社ミヨシ産業様ならびに株式会社ファデコ様には、ご多忙の中丁寧なご説明および工場のご案内をいただき、職員一同は有意義な社外研修会をすることができました。

ここに両社様に対し深く感謝の意を表するとともに益々の御発展をされることをお祈りいたします。

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 研修会終了後、がいな祭り開催中の米子駅前の米子ワシントンホテルビアホールに集結し、研修会の慰労会を開催しました。

バイキングで様々な料理を味わいながら、美味しいビール、ワイン、日本酒、焼酎を飲みながら、研修のこと、会社のこと、プライベートのことなど楽しい話題で盛り上がりました。