2018年度社外研修会 2018/7/28
毎年恒例の社外研修会ですが、今年度は松江市にある日立金属(株)ソリューション&エンジニアリングセンターと安来市の(株)ナカサを訪問させていただきました。
朝礼後に各部署の通常業務をして後片付けすると、バスは松江に向かって出発。べた踏み坂を越えて最初の目的地の日立金属(株)SECへ。
玄関で同センター長のサーレ様と石丸様にお出迎えしていただきました。
SECは2006年にも視察をさせていただきましたが、その時に比べてエントランスホールがリニューアルされとてもモダンな印象となっていました。
会議室でサーレセンター長の挨拶の後、表面改質グループ長の村上様に、同社の沿革とコーティングの基礎知識とSECで開発されたTribecブランドの特徴について説明をして頂きました。
続いて3班に分かれてセンター内の視察をさせていただきました。コーティングの前処理として重要な研磨と洗浄についての説明や、スパッタリング方式とアーク方式のそれぞれの装置の特徴を細部まで解説していただきました。
会議室に戻っての質疑応答では、当方の質問に対して詳しく回答を頂きました。
エントランスホールで記念写真を撮影した後、サーレセンター長、村上グループ長に見送られて同センターを後にしました。
本日の昼食会場は、安来清水寺の入り口にある「ゆう心」です。名物の精進料理を頂きました。
午後の見学先の(株)ナカサに到着すると3階の会議室まで案内していただき、先ず、総務部長の稲田様に同社の紹介をしていただきました。沿革や同社の得意とする加工法についても解説をしていただいた後、ここでは4班に分かれての工場視察となりました。
各階に配置された設備を縫うように案内され、初めて目にする加工機や3Dプリンターによる造形を興味深く見ながら質問をさせていただきました。工場内の通路にはQCサークル活動のポスター発表が掲示されていて、サークルのメンバーが1ポイントずつ投票する仕組みになっていました。
工場見学を終えて会議室に戻ると10人以上の同社の社員の方々が同席されていました。これは事前にお願いされた「とりねつの紹介」をさせていただくということでお集まりいただいたようです。
馬田専務がパワーポイントでとりねつの説明をさせていただきましたが、限られた時間の中で“とりねつマネジメントシステム”は一部の紹介となってしまいました。これについて技能士の取得に対するご質問を頂戴しました。
時間の制約はありましたが、お互いに従業員同士が意見交換をする機会を設けていただいたことは、今後より親しく仕事を通じてのパートナーであることを確認できたと思います。
玄関で記念写真を撮影し、稲田部長をはじめ工場をご案内いただいた社員の方たちに見送られて、バスはとりねつに戻って参りました。
社外研修の慰労会は今年も大山Gビールの“ビアホフ ガンバリウス”です。
乾杯の音頭で幕を開けたのは、まだ陽の高い5時半頃。後から後から運び込まれる創作料理に舌鼓を打ちながら、何種類もの地ビールを味わいました。
“米子がいな祭”の日程と重なったため慰労会への参加者は減りましたが、夕陽が落ちる頃まで楽しい宴は続きました。
とりねつに帰る道中、まだ飲み足りないメンバーは途中下車し朝日町へと繰り出したのでした。
今年度も技術力のある特徴的な2社を訪問し、職員一同にとって有意義な社外研修会となりました。
日立金属(株)SEC、(株)ナカサのご両社のご配慮に心よりお礼を申し上げます。