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トピックスとりねつの出来事

社外研修会 2017/7/29

とりねつでは毎年お客様の会社を見学させていただく社外研修会を開催しています。今年は米子市の(有)河島農具製作所と大山町の(株)ウメカワの2社を視察をさせていただきました。
 
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 朝礼後にいつもの業務を実施した後、全員がバスに乗り込み(有)河島農具製作所に向かいました。同社に到着すると生田常務他の皆様に出迎えていただきました。
4階の会議室で生田常務に同社の紹介を頂きました。同社は大正7年に創業され今年で99年の歴史があるそうです。当初は牛に曳かせる鋤(スキ)などの製造をされていて、会議室には当時の農機具が展示されていました。
「利の為に節を違へず 事業を積極的に経営すべし 而して常に新機軸を出すべし」の経営理念のもと、常に最適設計を目指し、柔軟な思考でお客様が望まれる価値(高品質・高信頼・安全安心・低コスト)を創造・提供し、 お客様や従業員と喜びを分かち合える企業を目指すとのことでした。
続いて工場を案内していただきましたが、同社は4回にわたり増改築をされていて、4階建ての工場を迷路のように進んでいくと、自動化されたラインや熟練者の技能に負う作業を工夫して生産をされていました。
OEMでの供給のほかに独自ブランドの運搬機なども製造されていました。これらの製品は自社開発により多数の特許の取得やレーザー加工機をはじめ、コンピュータによる3次元の設計をそのまま生産につなげてありました。
同社は優良納税法人として表彰されるなど企業理念通りの経営をされ、河島社長自身も二度にわたり叙勲されるなどそれに相応しい経営者であることが良くわかりました。
 
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 昼食はホテルハーベストイン米子のレストランでバイキング料理を堪能しました。
 
 昼食の後、バスは山陰自動車道を走り次の訪問先、株式会社ウメカワに到着しました。
新工業の二階に通され、梅川社長の挨拶に続いて、松本専務が同社の概要について解説を頂きました。同社は鋳造品の加工を得意とし、特に油圧機器部品を中心とした加工とそれらの品質管理、検査体制の充実を目指しているとのことでした。
特に同社の売上はとりねつの2倍であるがその約半分は材料費であるため、実質の粗利は同程度になることや、在庫を持つことのデメリットを強調されていました。
工場見学では3班に分かれて案内していただきました。大物部品加工工場、小物部品加工工場などが分かれていて、大山のすそ野を活かした部分的2階建て工場もありました。
手待ち時間を減らすための作業分析をするために、一連の作業をビデオ撮影されているところも視察することができました。
工場の作業や必要部品の個数などを色分けしたカードや、組み立て工場では1つずつの作業が順序通りの作業をしないと次の工程に入れない“ポカ除け”のシステムを自社で開発するなど、創意工夫を継続されている様子を確認させていただきました。
次にとりねつの仕事のつながりの深い関連会社株式会社大山精密についても、解説をしていただきました。
 
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 二社とも最後に質疑応答には丁寧に回答を頂き、お互いにものづくりのパートナー企業として協力していくことを確認することができました。
最後に集合写真を撮影させていただき、有意義な社外研修会の記録、思い出となりました。
今回訪問させていただいた両社の、益々のご発展を職員一同でお祈りします。
 
 バスは一路、山陰道、9号線、431号線を走って予定より若干早くとりねつへと帰ってきました。
私服に着替えてブルワリーレストラン「ビアホフ ガンバリウス」で慰労会を開催しました。
松原係長の乾杯の発声で、ビアホールの窓から落ちてゆく夕日を見ながら地ビールや料理に舌鼓を打ちながら、新入社員の細澤さんの中締めの挨拶まで賑やかに語り合いました。
 
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